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髪の毛の生い立ち

髪の毛は爪と同じで肌の角質層が変化してできたもので、肌の一部です。 しかし頭皮から上に出ている髪の毛は、すでに死んだ細胞なのです。 痛みなどの感覚がないので、ついついつい負担をかけてしまいますが 髪の毛には自己修復機能がないので、一度傷めてしまうと自然には元に戻りません。 なので髪の毛は傷めないようにすることが大事です。 もし傷んでしまったら、きちんと正しいケアをすることが必要です。 髪の毛の形状は生えてから決まるのではなくて、毛根ですでに決まっています。 直毛の人は毛根そのものがまっすぐで、くせ毛の人は毛根部そのものが曲がっているため、 毛根で髪が作られるとき、すでに湾曲していたり、ねじれています。 髪の毛の断面を見てみると、直毛は、ほぼ真円であるものが多く、 くせ毛は楕円や三角形になっていて、くせが強くなるほど平たいものが多く見られます。 毛幹の表面も、くせ毛は湾曲しています。 無色透明で硬いタンパク質から出来ていて、5〜10層くらい重なり合って、 髪の毛の内部を保護して、髪のなめらかさや感触やツヤを決める役割があります。 しかし、摩擦や紫外線の影響を受けやすくて、とても弱くてもろいです。 髪の毛の伸びる速さは、大体1ヶ月に約1.0〜1.2cmくらいです。 15cm程度の髪の毛では毛先は生えてから10ヶ月以上は過ぎているので 根元部分と比較するとコンディションも大分違います。